欅坂46のベストアルバム「永遠より長い一瞬 〜あの頃、確かに存在した彼女たち〜」が配信解禁されまして。
電車の中で延々と聴いています。
延々と、永遠に聴けそうです。
そう、エタニティ(Eternity=永遠)です。
Overtureで思わず頭振りそうになりますが必死でこらえてます。
必死…死…死線、そう、Deadlineです。
こじつけもいいとこですが、続けます。
Deadline神曲やない?
隠れた名曲ってたくさんありますけど、Deadlineは隠れすぎな気がしますやね。
この曲はベストアルバムTYPE-Bのラストを飾る曲です。
僕が聴いているSpotifyだと最後の最後にこのDeadlineが来るんですが、まぁもう、最初聴いたときは浮きましたよね。
浮遊ですよ浮遊。
なんかふわ〜っとした浮雲みたいに心地よいこの曲。
このまま欅ちゃんに身を委ねて、天国に召されそうです。
Deadです。
やだ、櫻坂が梅坂になるまでは死ねない。
ユニット曲っていいよね
Deadlineはユニット曲です。歌唱メンバーはこの5人。
- 菅井友香
- 守屋茜
- 渡邉理佐
- 田村保乃
- 松田里奈
ベテラン一期生の3人に、9th選抜で平手友梨奈の両隣シンメに選ばれた二期生、田村保乃と松田里奈というユニット構成。
今の欅坂をひっぱる5人の布陣は安定感がありますね。
でも、曲名はDeadline。
デッドライン。
特定の業種にいる社会人としては、なんとも恐ろしい響きの言葉です。
納期、締切という名のデッドライン。
越えたらもう、取引先から何を言われるか分からない。
そうそれがDeadline…
怖いよ〜!
欅坂46のDeadlineの意味とは?
僕たちにとっては世にも恐ろしいデッドラインですが、欅坂のDeadlineはちょっと意味が違うようで。
最初、その線を越えたらもうオワタだぞ!って意味だと思って聴いていましたが、どうもこの曲はそうじゃない。
死線。
Deadlineを直訳すると死線です。
死線をくぐり抜けるとか言いますよね。
これ、もう、モロに欅坂のことじゃないですか。
生きるか死ぬかの瀬戸際
欅坂のドキュメンタリー映画を観た方なら、あぁもう欅坂ってギリギリの状態でやってたんだなーということがよくわかると思います。
いや、映画を観ていなくても、欅坂ってなんか上手くいってなさそうだなーって、みんな感じていたのではないでしょうか?
欅坂にとってのこれまでの道は、生きるか死ぬかの瀬戸際だった。
つまり、解散するかどうかの瀬戸際だったと。
真偽のほどは定かではないですが、秋元さんが「欅坂は解散にしよう」と言ったというニュースもありました。
欅坂46というキャラバンはずっと死線を歩いていた。
そんなことを思わずにはいられない曲、Deadlineです。
生きることそのもの
やや哲学ちっくな話になりますが、僕たちの毎日はある意味でずっとDeadlineですよね。
いつ死ぬか分からない瀬戸際を生きている。
普段そこまで切実には感じませんが、不意に親しい人を亡くすような体験をするとDeadlineを否が応でも感じます。
生きることは、時につらい。
人によっては、ほぼつらいことしかないかもしれない。
それでも、それでも。
この曲は前を向いて歩くことを歌っています。
時に休んで、時に泣いても、絶対に歩みは止めない、立ち止まらない。
自ら歩みを止めることは、しない。
なかなか険しい道だな〜と思わなくもないですが、Deadlineを進んでいるのは ”キャラバン” なんですよね。
どういうこと?
一人じゃないということ。
Deadlineを一人で歩くのはつらいけど、キャラバンなら歩ける。
もう終わりを覚悟するような砂漠でも、皆と一緒ならオアシスが見つかるはずだ。
そんな希望を感じる一曲です。